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everythingmatters
2025 07.01
急に思い立って、放置していたこのnotepinで日記を書いていくことに決めた。
以前の日記では「愛犬」と書いていた、私と暮らす犬の名前はホイップです。
今日、ホイップの歯が自然と抜け落ちた。彼は保護された時からすでに歯の状態が悪かった。抜歯とスケーリングは2度したし、保護当初から毎晩ハミガキを頑張ってるけど今もグラグラの歯はいくつかあり(特に下の前歯は全部そう。チャームポイントなのに)、そのうちの一本がラグの上に転がっていた。
小さいけれど、歯根はすごくしっかりしてる。守ってあげられなくてごめんね。ため息。とりあえずアクセサリーケースに保管する。ホイップの歯を集めてネックレスとかできるだろうか。

Constellation
過去の記憶の中で、なぜかわりと頻繁に思い出してしまうものがある。それにはちゃんとした理由があると改めて思い知ることがあった。その記憶の中の私は納得していないのだ。忘れてる場合じゃないぞ、こちとらここで足止めを食らったままだと、恨めしそうに今の私に何度もサインを送ってくる。過去の私は生きている。
History
10代のころ、とてもさみしくて、苦しかった。何かが欲しいけれど見つかりそうにない現実の中で、悪あがきのような毎日を過ごしていた。ところがインターネットと出会って生活は一変。私にとっては現実を眺める非常に居心地のいい展望スペースのような空間だった。
40代手前の現在、インターネットの人口は爆発的に増え、というか次元上昇?下降?したまた別の性質を持った空間となった。
最近の私が理解したことは、私だけではなく、みんなもとてもさみしいということだった。自分の話しを聞いて欲しい人がほとんどで、それは衝撃的なほどだ。そしてその事実が私を、はやる気持ちにさせる。なぜかは分からない。でも自分にとっての使命みたいなものが遠いところから私を手招いているような感覚になるのだ。
SUMMER 23
8月に入ってすぐ、事件が起きた。
その日は雷がすごくて、愛犬は1時間ほど私の膝の上でブルブルと震えていた。少しおさまったころ、同じ体制をとりつづけていた私はちょっと休憩するね〜とベッドにねころんだ。すると雷がまた遠くの方でゴロゴロと鳴り出した。愛犬はスっとベッドの下へ潜った。
いい場所見つけたね!落ち着くかな?などと声をかけた。怖がりつつも、パニックという感じではなく、愛犬はベッドの下でおとなしくしていた。私は仕事部屋に戻り、パソコンに向かった。雷も完全に鳴らなくなったころ、愛犬が仕事部屋にやってきた。いつもはピンと立っているしっぽがヘニャヘニャと下がっていた。
その後も、しっぽがなかなか上がらない。ストレスかと思い、様子を見た。なんだかぐったりしている。あんなに大好きなおさんぽも歩くのをためらっている。排便時に腰を落として力むことを痛がるようなしぐさを見せた。
かかりつけの獣医は軽度の馬尾症候群ではないかと言う。(診断を確定するにはMRIなどの検査が必要だから、あくまで推測だ)ベッドの下で腰をぶつけたか、しっぽをひっかけてしまったか、とのことだ。私は雷で怖がっているのに愛犬から目を離したことを非常に後悔した。
検査よりも前に、痛み止めなどの緩和ケア+安静にすることで回復を待つのがファーストステップとのことだった。この2週間ほどは痛み止めが効いたり効かなかったり、副作用なのか頻繁に吐いたり、回復してきたかもと思えたら急に痛みが再発してグッタリしたり…←イマココという感じである。
私はこの一年ほど、自分の目標がなかなか達成されないことで落ち込んだり、慢性的に自分には何かが足りないという感覚で過ごしてきた。ついこの前もとある試験に落ちたばかりだった。ものすごくガッカリした。けれどもこうやって愛犬と過ごしているとしみじみ思う。夢や憧れ、自分の目標というのは叶うかもしれないし叶わないかもしれないけど、愛する者の健やかな日々に比べるとオマケ程度のことなのだ。